魔法大都市アルテニスより隔離された
夢の世界"トロイメライ"を独自に作り上げた大魔法使い。
かつては女王アルテニスに仕えた側近でも在ったと言う。
アルテニスより追われ忌まれた無能や不遇な魔法使い達を守る為、
魔法世界と人間世界の境界にある夢現世界に自身の魔法体質を利用して一つの世界を作り、其処をトロイメライと名付けた。トロイメライにてそれらの魔法使いを迎え入れその力を育て、自身が作る結界にて外部から無力な彼らを守っている。
夢想から招かれぬ限りは、誰一人としてトロイメライのへの侵入は敵わない。
体質不明、
月と太陽の魔法使い。魔力の色は金色。
直接的に"太陽"と"月"に干渉する力を持つ。一つのワールド生成、神力に限りなく近いかなり強力な魔法と言え、彼はこの自身の魔法を利用したことで、もう一つの独自の夢世界を生み出し、時間と空間を維持する事ができている。
ありとあらゆる魔法知識を持つ叡智に溢れる人物で、トロイメライにて学園を構え学園長をも勤めている。
愛夢をトロイメライへ招いた張本人であり、学園長として彼女に親身に接する人物となるが、普段は放浪する様にフラフラとしており、学園を不在にすることが多く、謎深い人物となっている。
誰に対しても平等で分け隔てなく接し、どんな体質の魔法使いも理解し受け入れる、温情のある人柄。普段はふわふわと穏やかで掴めぬ態度を見せており、惚けた様な様子を見せながらも大魔法使いとしての力は伊達ではなく、
その実力はアルテニスの世界で見てもトップと言っても良い程強力な物。
慈悲深く魔法を愛し、魔法を愛するものを愛する。
謎が深く、またその人物像も未だ全てを掴めない男ではあるが、愛夢にはどこか特別な想いがあるのか、接触を取る度何処か意味深な雰囲気を纏っている。