美羽

本物の魔法とは如何なる物か…僕が教えてあげよう
本物の魔法とは如何なる物か…僕が教えてあげよう

美羽(みう)
18歳
誕生日 9月7日
身長 167
一人称 僕
二人称 君、あんた、お前
闇体質:闇の魔法使い

トロイメライの学園に通う男子生徒。
前髪からもみあげの髪色が青く、紺色のメッシュが所々に入っている。後頭部全体は金髪で、頸が見える程短い。
瞳はターコイズカラー。黒の男性用ローファーを履き、指定の制服に身を包んでいる。

純粋な"闇"の体質を持つ"闇の魔法使い"。
魔力の色は黒色。

闇魔法とは、最も危険性が高いとされる魔法体質である。
その魔力の強さは他と比べ強大であり、使用者が未熟な場合には、魔力暴走を起こしやすく 果てに闇に飲み込まれて破滅してしまう魔法使いも数多くいた程。

彼はそんな数少ない闇魔法使いの中でも特に純粋な"闇"の魔力を持ち、体質、使用魔法共に闇を扱う、いわば闇魔法使いのエリートである。
更に彼自身の才能や努力もあってか、トロイメライでは彼の右に出る闇魔法使いはいないとされる程とのこと。

危険性の高く、魔法使いを闇に落とす恐ろしい魔法体質の一つだが、実際、使い手である美羽自身には悪意や害意等は無く、彼自身はとても穏やかで落ち着いた人柄をしている。
事実 トロイメライの世界を作り上げた夢想学園長からも、一生徒の身でありながら特別強い信頼を寄せられている。
彼がトロイメライへ来たのも、その闇に特化した体質故に周囲から忌み嫌われ、居場所を追われたが為だった様だ。
自分の体質を否定せず、受け入れてくれた夢想の事を、美羽自身も父のように慕っている。

頭が良く、知識力に長けている。
学校でも優秀な生徒であり、魔法学に関しても人一倍詳しい様で、現在では周囲から頼りにされる様な強い存在らしい。

魔法の使えぬ身でありながら魔女という存在に焦がれる愛夢の夢を知り、そして彼女の持つ未知の可能性と未来に強く興味を持った。
愛夢に対し「僕たちが君を立派な魔女にしてあげる」と伝え約束を交わし、そうして身近で彼女の夢を支える様になる。

幼馴染であり弟の様な存在であるの事は、唯一身内と呼べる存在である為か 特別可愛がっている。その甘やかしは少々度が過ぎており、彼が酷い我儘になった事に関し、美羽自身今では少し反省はしている様だ。
然し、現在でも甘やかしてしまう癖はやはり抜け切れてはいない。
海と翔とは友人と言える中だが、時折意見が食い違い、喧嘩をする事も多い。

プライドが高く、穏やかな見た目に反し芯が強い。
無意識だが魔法の美しさに純粋に焦がれているのか、彼は 魔法を扱う時、酷く楽しそうな表情を見せる様子もある。

ナイトメアに所属する黒影とは因縁があるらしいが、詳細は不明である。